優勝の興奮から一夜明けた札幌ドームで、新庄くんの引退会見がありました。
飛行機で帰京中で録画ができなかったので、WEB各スポーツ紙の記事をまとめて載せておきます。
新庄選手の一問一答
■プロ野球人生を有終の美で飾りました。一夜あけて
「アメリカで野球を終え、北海道日本ハムさんに獲ってもらい、何とかこの北海道を盛り上げたいなと。北海道に種をまき、フロント、監督、コーチ、選手で毎日、一生懸命水を与えて、やっと3年目にして花を咲かせることができたんじゃないかな。その花の色は、とても美しくて、たくましい、金の、金色の花が咲かせられたことを、とてもうれしく思っています」
■引退する今の気持ち
「3年前もここで(入団)会見をさせてもらって何とか4万3000人を絶対に入れるんだという気持ちを毎日、持ちながらやってきた。(チームに)ああ、こういう選手もいるんだなとか考えながら。何とか達成できたんじゃないかと思います。選手から胴上げされている時、目はスタンドにいっていました」
■前夜の最終打席は泣いていた
「稲葉君が本塁打を打って、勝ったなと。この打席が最後、土が踏めることはないと思って…。ファンの声援を聞いた時に抑えられなかった。(中日捕手の)谷繁さんが1球見逃した後に『泣くな、真っ直ぐいくぞ』って言ってくれた気がする。(最後の整列の時は)中日の選手もお疲れさまというポーズを見せてくれた」
■心に残る出来事をひとつをあげると
「(阪神時代)オレが凄い最低の打率の時にオールスターに出て・・・。オールスターですよ。打席に向かうときにペットボトルを投げられた(トランペットとか鳴らなかった)時の、あのシーンだけは、いまでも忘れられない」
■プロ17年間愛用のグラブを持ってきましたが
「(阪神タイガース)1年目にはじめての給料が入ったときに、7500円で買ったんですよ。17年間一緒に過ごしてきて、こいつが無理だと、もうプレーできないと、限界だと言ってました。これね、4回手術(修理)したんですよ。手術したとこが中から出てきて。昨日、タイロン・ウッズのライナーを捕ったら破けていた。グラブだけは常に大事に、遠征先でもテレビの上に置いたり、湿らさないようにしたり」
■今後の活動は。
「体力の限界はあっても頭の限界はない。頭のトレーニングをしていこうと思っている」
「ただユニホームを脱いだだけであって、新庄剛志は新庄剛志。これからもみんなをアッと驚かせることをやっていきたい」
「自分でも分からない。それを探すのがこれからすごく楽しみ。どんな才能があるんだろうって。いろんなことに挑戦していきながら、何か夢を探したいですね」
「ここで、歌うたいますか。コンサート。そしたらまた、みんな来てもらえると思うんで。何を歌うか?その質問は却下」
「参院選出馬? 今のところは無理でしょ。僕では」
「ゲスト解説者? ないでしょうね。僕がしゃべるとピーッばっかりになるんで、危険なんでやめておきます」
「球界? 今のところ考えてない。今のところないかな」
03年メッツ時代、一塁上で相手選手に「来年?ムービースター」と答えたことに「マイクがついてるの知ってた。たぶん日本で流れるなと、冗談で」
■北海道への思いは
「これだけ僕を育ててくれた場所なので。第2のふるさとっていう感じ。来年は満員の時は1人、1人選手を応援してほしいなと思います。
(お気に入りの場所は)富良野がキレイでしたね。CM撮影で行ったんですけど気分転換になりました。
(行きたかった場所は)網走刑務所、有名だから」
■ヒルマン監督、小笠原の去就騒動は
「その2人の今後のことは人生なので決めた道をいけばいい。どういうふうな道を選ぶかは分からないですけど、若い選手が多いので、ハムのチームカラーを変えられるんじゃないかな」
■アジアシリーズは辞退する
「自分の中で日本シリーズで全部、力を使い果たすって決めていたので。若い選手がアジアシリーズを戦ってくれればいい」
■11月18日は優勝パレードでパフォーマンスは
「期待しないでください。若い選手に期待した方がいいんじゃないですか」
■札幌ドームに何か残したい
「みんなが写真を撮れるような物をつくってほしいなと思います」
以上です。実際に見てないので順不同です。
どなたか録画された方があれば、他に何かあればフォローをお願いします。
優勝から一日たち会見に臨んだ新庄くんは、とても穏やかなイイ表情でした。色味を抑えたシックなファッションが、より新庄くんのカッコよさを引き出していたように感じました。
印象に残ったのは、17年間も肌身離さず使い続けてきたグローブを、この引退会見の席に持ってきたこと。プロ野球選手・新庄剛志のプレーを支えてきてくれた分身でもあるグラブを、優しいまなざしで愛おしそうに見つめていました。
今季入って最初のほうで、私はこのブログで、「グラブ限界説」を偶然にも書いたことがあるんですが、間違ってはいなかったようです・・・。
私は今シーズン、新庄くんがキャッチしたかと思ったボールがグラブの先からポロッとこぼれるシーンを幾度か見て、このグラブにあるという3つのポケットが、もう補修しても限界に達してるんじゃないかと感じたことがありました。グラブがボールの勢いに負けてるというか・・・。
グローブのことはメッツ時代の通訳・小島克典さんの【芝生の上に寝転んで】 #27「未来への一歩」 をまだご存知ない方はどうぞご覧下さい。
新庄くんは「ボロボロになるまでやりたくない」と常々言っていましたが、今シーズンは満身創痍で、ホントはもうボロボロ状態になっていたのかもしれません。同じように、この永年愛用したおじいさんのグラブも、ギリギリ限界に達して引退の時を迎えていたのかもしれません・・・。
引退を決意した自分の気持ちを、このグラブに重ね合わせて会見に持ってきたんでしょうね。新庄くんのこのグラブへの愛情と感謝の気持ちが溢れる会見に、私は心打たれました。
新庄くん、そして「63」のグローブ、本当にありがとうございます。お疲れさまでした。しばらくは新庄くん、どうかゆっくりお休み下さい。次のステージも楽しみにしています。
掲示板、ブログともレス等、遅れて申し訳ありません。
飛行機で帰京中で録画ができなかったので、WEB各スポーツ紙の記事をまとめて載せておきます。
新庄選手の一問一答
■プロ野球人生を有終の美で飾りました。一夜あけて
「アメリカで野球を終え、北海道日本ハムさんに獲ってもらい、何とかこの北海道を盛り上げたいなと。北海道に種をまき、フロント、監督、コーチ、選手で毎日、一生懸命水を与えて、やっと3年目にして花を咲かせることができたんじゃないかな。その花の色は、とても美しくて、たくましい、金の、金色の花が咲かせられたことを、とてもうれしく思っています」
■引退する今の気持ち
「3年前もここで(入団)会見をさせてもらって何とか4万3000人を絶対に入れるんだという気持ちを毎日、持ちながらやってきた。(チームに)ああ、こういう選手もいるんだなとか考えながら。何とか達成できたんじゃないかと思います。選手から胴上げされている時、目はスタンドにいっていました」
■前夜の最終打席は泣いていた
「稲葉君が本塁打を打って、勝ったなと。この打席が最後、土が踏めることはないと思って…。ファンの声援を聞いた時に抑えられなかった。(中日捕手の)谷繁さんが1球見逃した後に『泣くな、真っ直ぐいくぞ』って言ってくれた気がする。(最後の整列の時は)中日の選手もお疲れさまというポーズを見せてくれた」
■心に残る出来事をひとつをあげると
「(阪神時代)オレが凄い最低の打率の時にオールスターに出て・・・。オールスターですよ。打席に向かうときにペットボトルを投げられた(トランペットとか鳴らなかった)時の、あのシーンだけは、いまでも忘れられない」
■プロ17年間愛用のグラブを持ってきましたが
「(阪神タイガース)1年目にはじめての給料が入ったときに、7500円で買ったんですよ。17年間一緒に過ごしてきて、こいつが無理だと、もうプレーできないと、限界だと言ってました。これね、4回手術(修理)したんですよ。手術したとこが中から出てきて。昨日、タイロン・ウッズのライナーを捕ったら破けていた。グラブだけは常に大事に、遠征先でもテレビの上に置いたり、湿らさないようにしたり」
■今後の活動は。
「体力の限界はあっても頭の限界はない。頭のトレーニングをしていこうと思っている」
「ただユニホームを脱いだだけであって、新庄剛志は新庄剛志。これからもみんなをアッと驚かせることをやっていきたい」
「自分でも分からない。それを探すのがこれからすごく楽しみ。どんな才能があるんだろうって。いろんなことに挑戦していきながら、何か夢を探したいですね」
「ここで、歌うたいますか。コンサート。そしたらまた、みんな来てもらえると思うんで。何を歌うか?その質問は却下」
「参院選出馬? 今のところは無理でしょ。僕では」
「ゲスト解説者? ないでしょうね。僕がしゃべるとピーッばっかりになるんで、危険なんでやめておきます」
「球界? 今のところ考えてない。今のところないかな」
03年メッツ時代、一塁上で相手選手に「来年?ムービースター」と答えたことに「マイクがついてるの知ってた。たぶん日本で流れるなと、冗談で」
■北海道への思いは
「これだけ僕を育ててくれた場所なので。第2のふるさとっていう感じ。来年は満員の時は1人、1人選手を応援してほしいなと思います。
(お気に入りの場所は)富良野がキレイでしたね。CM撮影で行ったんですけど気分転換になりました。
(行きたかった場所は)網走刑務所、有名だから」
■ヒルマン監督、小笠原の去就騒動は
「その2人の今後のことは人生なので決めた道をいけばいい。どういうふうな道を選ぶかは分からないですけど、若い選手が多いので、ハムのチームカラーを変えられるんじゃないかな」
■アジアシリーズは辞退する
「自分の中で日本シリーズで全部、力を使い果たすって決めていたので。若い選手がアジアシリーズを戦ってくれればいい」
■11月18日は優勝パレードでパフォーマンスは
「期待しないでください。若い選手に期待した方がいいんじゃないですか」
■札幌ドームに何か残したい
「みんなが写真を撮れるような物をつくってほしいなと思います」
以上です。実際に見てないので順不同です。
どなたか録画された方があれば、他に何かあればフォローをお願いします。
優勝から一日たち会見に臨んだ新庄くんは、とても穏やかなイイ表情でした。色味を抑えたシックなファッションが、より新庄くんのカッコよさを引き出していたように感じました。
印象に残ったのは、17年間も肌身離さず使い続けてきたグローブを、この引退会見の席に持ってきたこと。プロ野球選手・新庄剛志のプレーを支えてきてくれた分身でもあるグラブを、優しいまなざしで愛おしそうに見つめていました。
今季入って最初のほうで、私はこのブログで、「グラブ限界説」を偶然にも書いたことがあるんですが、間違ってはいなかったようです・・・。
私は今シーズン、新庄くんがキャッチしたかと思ったボールがグラブの先からポロッとこぼれるシーンを幾度か見て、このグラブにあるという3つのポケットが、もう補修しても限界に達してるんじゃないかと感じたことがありました。グラブがボールの勢いに負けてるというか・・・。
グローブのことはメッツ時代の通訳・小島克典さんの【芝生の上に寝転んで】 #27「未来への一歩」 をまだご存知ない方はどうぞご覧下さい。
新庄くんは「ボロボロになるまでやりたくない」と常々言っていましたが、今シーズンは満身創痍で、ホントはもうボロボロ状態になっていたのかもしれません。同じように、この永年愛用したおじいさんのグラブも、ギリギリ限界に達して引退の時を迎えていたのかもしれません・・・。
引退を決意した自分の気持ちを、このグラブに重ね合わせて会見に持ってきたんでしょうね。新庄くんのこのグラブへの愛情と感謝の気持ちが溢れる会見に、私は心打たれました。
新庄くん、そして「63」のグローブ、本当にありがとうございます。お疲れさまでした。しばらくは新庄くん、どうかゆっくりお休み下さい。次のステージも楽しみにしています。
掲示板、ブログともレス等、遅れて申し訳ありません。
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